年金は、加入期間がたった1月違うだけでも将来もらえる年金額に大きな差を生むことが多々あるので、しっかりとした知識を身につけておきましょう
皆さんは、老後に支給される年金に対して税金がかかる事をご存知でしょうか。実際に年金を受け取っている方は、確定申告などから年金に税金がかかる事は承知でしょう。年金に関してあまり現実味を持たない若い方などは、把握していない割合も多くなります。
年金の中でも、老齢年金に値するのであって、遺族年金や障害年金は課税対象外にあります。また、老齢年金を受理する方全てが課税の対象になる訳でもありません。年金を受理する歳と金額で、課税の対象者かどうか判断されます。65歳未満の方で108万円以上、または65歳以上の方で158万円以上の年金額です。それ以外の方は、老齢年金を受け取っていても課税対象外になります。
そして、雑所得と判断される老齢年金は、源泉徴収され、給与と全く同じ扱いを受けます。しかし、年金を受け取る方の多くが、会社勤めを終えている事と思われます。会社員時代は年末調整などで済みましたが、今は確定申告を自分で行わなければなりません。
社会保険庁から1年の10月〜11月にかけて、『受給者の扶養親族等申告書』が送られます。これを報告する事で、年金にかかる税金の額も変化して来ますので、必ず報告しましょう。今は、送付方法以外に、電子申請などのシステムも導入されています。送付時間が無い方や、期限に間に合いそうに無いと心配される方は利用してみましょう。
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